2011年12月06日
休憩時間?


こんにちは。
本日仕事にて 山奥の小さな集落に行ってきました。
仕事と云っても下見兼 打ち合わせで
私の請け負う通信なんて仕事は皆無…。
ですが 本日来た場所は 集落の小さな水源地でその貯水設備の工事の下見でした。
その水源地は 地図にも出ていないような 集落の上を流れる小さな源流
工事の内容なんて どうでもよく(笑)
源流の その流れが気になって仕方なく
仕事の話しもそこそこに
集落の担当者のオジサンに
「ここは魚居てますか?」と私…(笑)
すると担当者の方が
「かなり昔にイワナを放流して増えてるよ」と
そして こうとも
「村の人達は時折釣っては食べてる」と…。
この辺りでは水源地の川に岩魚を放し毒流し等の対策にされていたようです。
そして話の流れで 普段の釣りは禁止だけど 釣竿有るなら釣っても良いと 許可をもらったのですが
打ち合わせに来て お客様の前で 遊ぶ訳にもいかず
丁重にお断りするも
「そんなもん(ルアー)で釣る所を是非見てみたい!」
との たってのお願いに断りきれず竿を出す事に(笑)
しかし 社用車に積んでいたタックルは 休憩時に使っている
本流用の7・6フィートの強めのロッドにPE1号リーダー20lbと 源流域にしてはいささかヘビーで男前なタックル…。
救いは ブルーギルやハス用にと忍ばせていた 小型ミノーがBOXに入っていた事かな…。
そして準備を済ませ 革靴にスラックスと似使わない出で立ちで入渓(笑)
そこは 川幅3メートル、流幅1メートル未満の源流
この時季 水量も減り流れも緩く浅くなっているポイントはパスし
いかにもな 溜まりを攻める!!
なんて カッコ良く書いてますが なんせ7.6フィートもある竿なので
振り回す事も出来ず ピッチングをしての ほぼ脈釣り状態です(笑)
流れの脇にミノーを入れて少し沈める様にミノーを踊らすと
もうね…
ルアーの取り合い戦が水中で始まるのですよ…(笑)
ラインが太くとも ルアーがヒラヒラしてなくとも釣れちゃうんです(笑)
そして 釣れてきたのは何故かアマゴ…。
地元のオジサン曰く
「アマゴはとっくに居なくなってる筈やけど…」と
私は既に この一匹で全くスレていない天然の無邪気で可愛く 純真無垢なイワナ達に満足し
次の一投はアワセずに水中にルアーを置いておくと
鼻の割れかけた イカツイ岩魚にルアーを拾われ 自ら掛かってくれる 貪欲さと間抜けさに笑い
本当の岩魚達の 性質を見た気がしました。
もう魚たちは冬の装いでサビが入り盛期のそれとは違う姿にも癒されました。
スレっからしの 魚を釣るのも面白いですが
本来持っている魚達の気質は違うのでしょうね。
興味津々にルアーに群がりルアーを見つめる岩魚達がこれから先も見られる事を願う十数分の二匹のみの釣りでした。
「もういいのか?」と言ってくださった担当者の方に
「この谷は大切にしたいです!」と伝えると
「来たければ電話してくれば釣らせてあげる」と有り難いお言葉も頂きましたが
もう少し谷歩きをして釣れなくなれば寄らせて頂きます!と伝え
本日の業務終了いたしました(笑)
って、オジサン棺桶に片足突っ込んでそうな年齢では??と思ったのはここだけの話しです(爆)
今回は好意にて特別に許可を頂き釣りをさせて頂きましたが 元来は禁漁期です
しかも 釣り禁止区域での釣りでした。
漁期とマナーは守っていつまでも 良い環境を残していきましょう。