こんにちは。
今回は昨年より渓流釣りを始めた若者を連れての源流遡行。
始めたと云っても去年は一度しか連れて行けず
渓の怖さや遡行する際の注意や渓流でのマナーやルールなんかを教える事が出来ていなかったので今季の解禁までお預けになってました。
渓流の釣りは愉しくロケーションも良くしかも釣れてくる魚は美しいですが
天然の より綺麗な魚を狙うとなれば危険が伴うのが常…。
しかし、しっかりと注意点を守り個々の体力に合わせれば 気持ちの良い釣りができます。
今回選んだ谷はアマゴを釣った事のない彼のリクエストにてエントリーのし易い谷を選んだのですが
当日前夜迄降った雨と昨年の台風の影響で崩れでた土砂の影響で濁りがきつすぎてパス…。
そして、移動をして谷向いの沢を見に行くも魚の反応が皆無…。
そして、大きく移動をしようか迷い、近くの沢を思い出して急遽そちらの谷へ向かうと
何時もは休日なら必ず車が止まり先行者が居てる沢なのですが
車止めには先行者の車もなくその谷に入渓することに
そして、若者先行で釣り上がるもなかなか魚からの反応が無いようで
少し私も合間でルアーを流すも時折チェイスがある物のフッキングにまでは至らず
普段は殆ど使いませんが、ウエイトのある浮きにくいスプーンにチェンジし一気に沈め底付近を転がすと魚からの反応が濃くなる。
そして、ミノーに戻し食わせにかかると
元気に出て来てくれた岩魚に感謝!
そして、その渓はエントリーはし易いのですが
少し上流に上がると大岩が点在し勾配がキツくなる谷に変貌します。
その谷を遡行ルートを考えながら釣り上がる!
滝を高巻き、岩をヘツリ、ゴルジュ帯を抜け岩魚かの反応を愉しみながら
無心に岩魚釣りを楽しむ若者がなにやら騒がしい…。
それもそのはず 先行していた彼の竿先にぶら下がる立派な雄岩魚!
尺超えの鼻の曲がったイカツく斑点の薄れた岩魚を何度も眺め喜ぶ姿に私も嬉しくなり
渓流の楽しさを存分に味わってもらったと思います。
今回の渓は入渓地点前後は比較的 ミノーの引しろも長く釣り易いですが
遡行を続けると水音はすれど水は見えず、苔むした気持ちの良い谷です。
当日も尾根近くまで上がると雪が積もっていましたが、これから水量が落ち着き水温の上がる季節が魚達も活発に餌を取り回復してきます。
皆さんも、安全に気を付けこれから出掛けられてはどうでしょう!
綺麗な渓魚たちが待ってますよ!
当日のタックル
ロッド
ゼナック、ギリー48
リール
シマノ、ツインパワーC2000
ライン
トラウトナイロン4lb
ルアー
シンキングミノー各種